ナノ技術が繊維から医療分野へ

ふとこのニュースを見つけたので…

クモの糸から強度3倍の繊維を開発、ナノ単位の医療機器が実現か

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2967396/11327825

ナノ技術というと、引用記事にあるとおり、繊維やアパレルの分野では防寒材などに割と使われていますね。

あとは半導体関係。CPUの配線なんかはナノミクロンプロセスが既に常識です。

といった感じでいままではモノづくりに応用されてきたわけですけど、とうとう人体の医療分野に応用される時代がきたのですね。

医療機器といってもよく読んでみると繊維を電流によって筋肉のように動かすのだとか。

今回は35ミリグラムという極小の持ち上げに成功したということですが、ナノ一本が束になってくると本当に筋肉の代わりになるかもしれませんね。

いままで手の付けられていなかった分野も治療可能になってくるわけでこれはすごいです。

そのうちかぜ薬なんかでもナノ技術で患部の奥まで届く!とか、湿布なんかでも、ナノで皮膚の奥まで浸透!とか発売されそうですね。

と、思ったら「目にナノ粒子を注入することで暗視が可能になる技術」なんてのも最新ニュースででてきたりしてびっくり!
https://gigazine.net/news/20190828-nanoparticles-humans-night-vision/

なんと光変換を起こすナノ粒子を含んだタンパク質を目に入れると赤外線も見えるようになるのだそうです。

つまり赤外線を発光して暗いところもとれる暗視カメラと同じ機能を人間ももつということ。

今はマウス実験中だそうで、人間に使われる日もそう遠くない。

タンパク質より細かいナノ粒子のくわしいスペックを知りたいところですね。。